理念
私たちのミッションは、世界の人々の「しごと力」向上です。
「しごと力」とは、性別・年齢・学歴・民族・宗教等に関わらず、「社会に貢献する人」「社会で活躍する人」に共通する行動特性や考え方です。私たちは長年の追究により、「コンピテンシー」「レジリエンス」「共同体感覚」を育むことで「しごと力」が向上することに行き着きました。
私たちは、
「しごと力」を高める学習教材・映像プログラムの開発と提供
いつでもどこでも誰でも学べる「学習サービス」の開発と提供
を推進し、世界の人々の「しごと力」向上に努めます。
また、松下幸之助氏が語った『峠の茶屋』のように、みなさんから「アテ」にされる存在をめざしてまいります。
株式会社メディアリンク
代表取締役
弊社の経営理念
コンピテンシーとは
良い大学を良い成績で卒業した人(学力の高い人)が、必ず社会で活躍する訳ではありません。当社では、社会で活躍するために必要な力を「しごと力」と呼び、社会で活躍する人の「行動特性」を、「コンピテンシー」とよんでいます。
KK2グローバルキャリアカウンセラー
伊庭野基明氏
レジリエンスとは
3.11東日本大震災で被災された地域での「日本人の耐える姿」は記憶に新しいところですが、極度のストレス状況下では、厳しい状況を冷静に且つ客観的に受け止め、その状況に留まらず、すみやかにそしてしなやかに自己を確認回復し、他者と協力して、地域社会を復興させ、前へ進むという力が必要です。レジリエンスとは、「変化を受けとめ、しなやかに対応する力」であり、「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」とも表現できます。心理学者ジョージ・A・ボナーノは「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」と定義しています。
共同体感覚とは
共同体とは、家族、職場、地域、国家といった利益、目的を共にする人々の集団、つまりコミュニティです。より大きな共同体へと視野を広げ貢献していく事が共同体感覚を持つために大切な事とされています。オーストリアの心理学者、アルフレッド・アドラーは、「共同体感覚は、人間に生まれつき備わった潜在的な可能性だが、意識して育成されなければならない」と述べています。自分の行動ひとつひとつについて、「これは、自分の利益ばかりでなく、相手のためにもなるか」「これは、自分と相手の利益になるが、より大きな共同体にとってはどうか」といった、個から社会へという考え方は、「自分さえ良ければ」「今が良ければ」といった傾向が強まる時代にあってこそ是非重視したいことです。
「峠の茶屋」
人里を離れた峠でおばあさんは茶店を営んでいた。おばあさんは、早起きして店をあけ、お茶と甘味を揃え、峠越えをする旅人を笑顔で迎えた。旅人が来る日も来ない日もあったが、おばあさんは毎朝キチンと店をあけた。やがて旅人たちは、ここで一服しておばあさんと対話し、旅人同志で語らうことに楽しみを感じるようになった。おばあさんも「アテ」にされることを励みに、少々具合が悪くても店をあけお茶をわかすことを休まなかった。旅人たちはこの茶店を「アテ」にし「アテ」が外れないことに安心と喜びをおぼえ、おばあさんはみんなからとても感謝された。